2007.3.5
FLM 8th FSW
レポート
そろそろドライも経験しなければ、忘れてしまいそうです。
(笑)
いつものように当日だけ前線を伴った発達中の強い低気圧が上空にきました。
当然嵐のように風が強いです。
前日、次日は晴れ。
タイヤの消耗が少なく、とっても良い練習会です。
他団体では練習のために「わざわざ」散水をしていますが、その手間もありません。
あんなに定常円旋回を練習して、ほとんどタイヤが無傷で済むのは散水でも無理です。
常時ハイドロプレーニング。
モテギ等にあるタイル施設で散水したのと同様のコンディション。
これが毎回続いています。
ん〜ありがたい話だと。。。思いましょう。
こんな嵐の屋外で、おいしいお好み焼きをいただきました♪
庄野さん!!本当にいつもありがとうございます。
真鍋さん!サポートありがとうございました!
今回は無事故、トラブルなしでした。
豪雨の中、参加いただいてありがとうございました。
また、参加者のモラルの高さに感謝いたします。
ドリフトコースはショートコースと比べると、外側の壁以外はとても安全なコースです。
3速からサイド引けます。
若干運営費が高くなりますが、今後も有効に利用して行きたいと思います。
全般的にハンドルで曲がっている人が多かったと思います。
ハンドルは「YAW」モーメントのコントロールです。
[YAW画像]
ハンドルを切っているのにリアタイヤが空転してうまく流れない。
っという原因はこれです。
32GT-R@赤城の場合はFR派生型4WDのため、YAW軸の位置が前輪のトルクによって変化します。
ドリフトに持って行くにはYAW軸の位置を前方に感じることが大切です。
通常のFRで簡単に言えば、横Gをハンドルでコントロールします。
テールが出たらハンドルを切る。
これではテールが出た瞬間に内側にハンドルが切れているためにYAWを止めるハンドル角度になるのに時間を要します。
そこで流すためにアクセルを踏んでいるので、特にレインの場合はごまかしが効かずにスピンに陥ります。
アンダーステアの時はアクセルを踏めば踏む程YAWモーメントが減少するためにまったくドリフトには入りません。
ドリフトではステアリングの仕事が完全に逆になります。
その瞬間をつかむことが大切です。
ドリフトコースの定常円旋回は円が大きいため、難易度が高いです。
が、それが出来ればほぼ仕上がりです。
今回、中島@997が成功していました。
今後は確実性を上げましょう。
戸島@75は車の緩さがあるので、慣れが必要です。
ハンドル操作はかなり上達していました!
次回ジムカーナコースで旋回半径の小さい定常円旋回を練習してみてください。
森田@Z32はLSDの効きにムラがあるので難しい面がありましたが、各コーナーで落ち着いた操作でした。
定常円旋回を正確にこなしてコーナー後半を確実にしましょう。
川島@roadstarは特にレインのこのコースにマッチしていたと思います。
操作をもっと丁寧にすると車の動きが落ち着きます。
丁寧な定常円旋回の練習と経験が必要です。
猿谷@new-roadstarは「わ」ナンバーの代車でした。
(笑)
LSDが装備されていないのかも知れません。
まったく効いていませんでした。
が、テールの流れとコーナー入り口のコントロールは確実になりました。
川口部長@TTは新車クワトロでの参加でした。
これがまたスゴい安定性とトラクション!
YAWの立ち上げを大きくとっても車がついてくるので、路面に合わせたハンドリングが必要になりますが、最終的には「ゼロカウンター」を目指してください。
庄野会長@mark-llはコーナー入り口での角度にしびれました!
大きな定常円旋回の練習でラインをより正確にすればD1参戦です!
今回は参加台数が少なく、一人当たりのエントリー費が高くなってしまいました。
その上に赤字が出てしまい、今後もご迷惑をおかけすることをお詫び申し上げます。
次回は5月にジムカーナ場の準備をすすめています。
SECタイムトライアルは若干延期になり7月に開催予定です。
return